ミントは最強だと信じて水やりを油断した結果、プランターが一日で水切れした話
2026-02-11
「ミントって放っておいても増えるんでしょ」と、どこかで聞いた言葉を信じすぎていた。今思えば完全に思い込みだった。朝、プランターの土を触ったときはまだしっとりしていて、「今日は水やりしなくていいか」と判断した。その日は初夏で、日中は気温が一気に上がり、空気も乾いていた。
夕方、帰宅してベランダに出た瞬間、違和感があった。朝あんなに元気だったミントの葉が、全体的にぐったりして色もくすんでいる。土の表面はカラカラで、指で押すと粉っぽい感触だった。「え、もう水切れ?」と焦りながら、慌ててジョウロを持ち出したのを覚えている。
そのときの気持ちは正直かなりショックだった。「ミントは水好き」という話は知っていたはずなのに、どこかで“丈夫だから大丈夫”と都合よく解釈していた。葉を触ると張りがなく、ほんのり青臭い匂いが立ってきて、不安が一気に膨らんだ。
すぐにたっぷり水を与え、直射日光を避けて半日ほど置いた。夜になる頃には、少しずつ葉が持ち上がってきて、「助かったかもしれない」と胸をなで下ろした。ただ、完全に元通りというわけではなく、何枚かの葉はそのまま傷んでしまった。
振り返ると、原因は完全に油断だった。ミントは乾燥に弱いと何度も言われているのに、「朝湿っていたから大丈夫」という自分ルールで判断してしまった。特に新芽が次々出る時期は、水の消費が想像以上に早いことを、身をもって思い知った。
後から考えれば、朝と夕方で土の状態がどう変わるかを一度ちゃんと観察すべきだった。ミントは強いというイメージに甘えず、「水を欲しがっているサイン」を毎日確認する。その当たり前のことを、あの一日でやっと理解した気がする。
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