オレンジミントの香りに期待しすぎて、ハーブティーで絶望した話
2026-02-11
売り場でオレンジミントの葉を軽くこすった瞬間、「これは当たりだ」と思った。柑橘系の甘い香りがはっきりしていて、これでハーブティーを淹れたら最高だろう、と完全に期待が膨らんでいた。
収穫したての葉を使い、いつも通りお湯を注いだ。立ち上る湯気を嗅いだ瞬間、違和感があった。あのオレンジの香りがほとんど感じられず、代わりに青臭さが前に出ている。「え、どこ行った?」と、思わず独り言が漏れた。
飲んでみても印象は変わらず、正直あまり美味しいとは言えなかった。がっかりして、「育て方が悪かったのか」「肥料のせいか」と、あれこれ原因を考えてしまった。
後日、別のミントでも同じような体験をして、「あ、これはミント全般の話かもしれない」とようやく気づいた。生で嗅いだときの香りと、ティーにしたときの香りは別物だったのだ。
当時は期待が大きすぎた分、落差も大きかった。「こんなはずじゃなかった」という気持ちが強く、ミントを育てる楽しさより、失敗感の方が勝っていた。
今振り返ると、使い道を一つに決めつけていたのが原因だった。香りが飛ぶこと自体は失敗ではなく、ただ向いていない使い方だっただけ。その考えに至るまで、少し時間がかかりすぎた。
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