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イチゴに水をあげすぎた結果…猛暑で根腐れさせてしまった夏の失敗

2026-01-15

8月初旬、朝から30度を超える日が当たり前になっていた。ベランダで育てていたイチゴは、葉の色だけを見ると元気そうで、ぐったりしている様子はなかった。それでも「暑さに負けるな」と自分に言い聞かせるように、朝夕しっかり水を与えていた。特に夕方は、鉢底から流れるくらいしっかりと。土の表面が乾く前に水を足すこともあった。

数日後、葉がなんとなく元気を失い、色もくすんできた。最初は暑さのせいだと思っていたが、触ると土が常に湿っていて、嫌な匂いがした。その瞬間、嫌な予感がした。鉢から抜いてみると、根は白さを失い、茶色く変色していた。水をあげていたつもりが、完全に根腐れだった。

ショックだった。暑さ対策のつもりでやっていた行動が、逆に追い打ちをかけていた。イチゴは水切れに弱いと聞いていたから、乾かさないことばかり意識していた。でも、気温が高い時期は、土の中が蒸れてしまうことを深く考えていなかった。鉢の中は逃げ場がなく、根が呼吸できない状態だったのだと思う。

冷静に考えると、日中の高温で土自体が温まり、水を含んだ状態が長く続けば、根にとってはかなり過酷だったはずだ。当時は葉の様子ばかり見て、土や根の状態を想像できていなかった。葉がしおれてから対応するのでは遅く、しおれないから大丈夫だと判断してしまった。

今なら、水の量よりも、置き場所や風通しを優先して考えただろう。水を与えることだけが世話ではないと、身をもって知った。鉢を片付けながら、良かれと思った行動が一番の原因だった、と自分に言い聞かせるしかなかった。



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