猛暑でイチゴが全滅…お盆を越えられなかった夏越しの記録
2026-01-15
今年の夏は異常だった。7月から気温が下がらず、8月に入ると何もしなくても42度近くまで上がる日があった。お盆までは青々としていたイチゴの苗も、ある日を境に一気に色が変わった。朝見ると、前日まで緑だった葉が茶色く乾き、触るとカサカサ音を立てた。
日陰に移したり、朝早く水をやったり、できることはしていたつもりだった。それでも暑さは容赦なく、数日で全株が同じ状態になった。プランターを並べて見たとき、言葉が出なかった。今年は苗を買わずに乗り切るつもりだったのに、結局すべて失ってしまった。
悔しさと同時に、無力感があった。ここ数年、夏越しがどんどん難しくなっているのを感じてはいたが、ここまでとは思っていなかった。以前は元気そうな株を選別する余裕があったのに、今は生き残れるかどうかが基準になっている。
あとから考えると、鉢栽培という環境自体が、この猛暑に耐えられなくなっているのかもしれない。地植えならまだしも、コンクリートに囲まれたベランダでは、逃げ場がなかった。冷房の効いた室内に避難させて復活したという話を見て、そこまでやる覚悟が自分にはなかったのだと気づいた。
枯れた苗を処分しながら、夏越しという言葉の重さが変わった気がした。もう気合や根性でどうにかなる話ではない、そう独り言をつぶやいていた。
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