プランター栽培のイチゴが夏の終わりに一気に弱った水やり過多の失敗体験
2026-01-15
八月から九月にかけて、記録的に暑い日が続いた年だった。ゴーヤやアサガオ、アジサイと同じ感覚で、朝夕しっかり水をやっていた。イチゴも水を好むと聞いていたので、マルチングしたプランターにたっぷり与えていた。ところが九月に入って急に気温が下がり、朝の空気がひんやりしてきた頃、イチゴの勢いが目に見えて落ち始めた。
最初は気のせいだと思った。葉は青いし、枯れているわけでもない。ただ新しい葉が出てこない。触ると土はずっと湿っていて、手に土の冷たさが残る。その感触に違和感を覚えつつも、水やりの量を減らす決断ができなかった。暑かった夏の記憶が強く残っていて、「乾かしたらダメだ」という不安の方が勝っていた。
今振り返ると、失敗の原因は完全に水のやりすぎだったと思う。気温が下がったのに、同じペースで水を与え続けた結果、根が呼吸できなくなっていたのだろう。同じプランター内でも日当たりや排水の微妙な差があって、特定の株だけが影響を強く受けていた可能性も高い。当時はそんな細かい違いを考える余裕がなかった。
後から土を掘り返したとき、嫌な湿り気と匂いがしたのを覚えている。あの時点で水を控え、乾き具合を確かめながら様子を見るべきだった。夏の管理から秋の管理への切り替えを、頭ではなく感覚でやってしまったことが、この失敗につながったのだと思う。
水をやれば安心、という考えがいかに危ういかを思い知らされた。イチゴを甘く見ていたわけではないが、環境の変化をきちんと受け止められていなかった。その反省は、今もプランターを見るたびに思い出す。
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