ラナンキュラスラックスのタグ無し株を買ったら開花色が違っていた失敗体験
三月の終わり、まだ朝晩は冷える日が続いていた頃、近所のホームセンターでラナンキュラスラックスの鉢物を見つけた。売り場は屋外で、前日の雨が残っていて鉢はどれもずっしりと重い。花が終わりかけの株が多い中、紫色の花びらが残っているものがあり、私はそれをティーバだと思い込んで購入した。タグは風で取れてしまったらしく付いていなかったが、花の色と雰囲気だけで判断してしまった。気温は日中20度近くまで上がり、少し蒸しっとした空気だった。
家に持ち帰り、南向きのベランダに置いて数日。新しい蕾が膨らんできたので、楽しみに待っていた。ところが開花した花は、中心が薄い黄色で外側が赤みのあるピンク。最初に見た紫とはまったく違う配色で、頭の中が真っ白になった。あれ?これ本当にラックスなのかと不安になり、何度もスマホで検索して写真を見比べた。見た目は可愛いのに、品種が分からないことがこんなにも落ち着かないとは思わなかった。
今振り返ると、タグ無しという時点で慎重になるべきだった。売り場の管理が雑で、他の株も水びたしの状態だったからだ。紫の咲き終わり花だけで決めつけたのは完全に早とちりだった。自分の中では「好きだからいいや」と思って買ったはずなのに、いざ違う花が咲くとモヤモヤが止まらなかった。結局、名無しのラックスとして育てることにしたが、あの時の焦りと後悔は忘れられない。
今後は、品種がはっきりしない株には手を出さないつもりだ。もし同じような状況になったら、写真を撮って詳しい人に聞いてから決めたい。安さや勢いで買うと、後から気持ちが揺れる。ラックスは花色の違いが大きいから、確認不足は本当に怖いと感じた。
結局のところ、可愛い花には癒やされている。でも、最初から分かっていればもっと素直に喜べたんだろうなと思う。次はちゃんとタグ付きで買おう……そう自分に言い聞かせている。
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