園芸の失敗談データベース
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ラナンキュラスラックスの冷蔵処理でカビだらけになった体験

2026-01-19

9月上旬、最低気温がまだ25℃近くあったが、早く芽出しさせたくて冷蔵処理を始めた。掘り上げた球根を軽く水洗いしてから、新聞紙に包んで家庭用冷蔵庫の野菜室に入れた。設定温度は5℃。2週間ほどして取り出すと、白い綿のようなカビが全体に広がっていて、特にミネルバの球根は触るとふにゃっとしていた。冷凍室からの結露が原因だったらしく、湿気がこもっていた。あの瞬間、全部ダメにしたと感じた。

冷蔵庫を開けた時のひんやりした空気と、球根の異様な見た目のギャップが忘れられない。大事に増やした株だったから、本当に泣きそうになった。家族からも「食べ物と一緒に入れるな」と怒られて、余計に気持ちが落ち込んだ。作業を急ぎすぎた自分のせいで、来年の楽しみを失ったような気分だった。まだ終わらないと言い聞かせながら、必死に対処した。

そもそも、気温が高い時期に無理に冷蔵処理を始めたのが間違いだった。動画では簡単そうに見えたが、家庭用の冷蔵庫は湿度管理が難しい。新聞紙だけでは乾燥を保てなかった。さらに、洗った後の乾燥が不十分だったのもカビの原因だったと思う。焦って作業を進めた結果だった。ちゃんと乾かすべきだった。

結局、カビを水で洗い流してから、オーサイドで消毒し、風通しの良い場所で再度乾燥させた。乾燥気味の培養土に埋め直したところ、数個は無事に発芽してくれた。完全に諦めなくてよかったが、作業の難しさを痛感した。冷蔵処理は便利だけど、私にはまだ早かったのかもしれない。

春に咲いてくれたら嬉しい。でも、次にやる時はもっと慎重にしたい。手間がかかる作業だと身をもって知った。楽に増やせる花じゃないんだ。



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