ラナンキュラスの芽出し時期を勘違いして腐らせた体験
2026-01-20
あのときは、もう少し待てばよかっただけなんだと思う。焦って動いたせいで、せっかくのラナンキュラスの根塊を無駄にしてしまった。春にきれいに咲く姿を見たくて、気温が安定しないうちから芽出しを始めたのが間違いだった。あれは完全に早すぎた。
去年の秋、ホームセンターで見つけたラナンキュラスの根塊を、すぐに湿らせた土に植えた。10月の終わりで、昼間はまだ20度近くあった。夜は少し冷えるけど、それでも暖かい日が続いていた。水をやると土の表面がじっとりして、少し甘い匂いがしていた。数日後に様子を見ると、根塊の先が黒く変色して柔らかくなっていた。触った瞬間に崩れて、嫌な予感がした。
当時は「芽出しは早いほうがいい」と思い込んでいた。店頭の説明書きも曖昧で、寒さに当てる前に植えたほうがいいと勝手に解釈していたんだと思う。気温が高い状態で水を与え続けたことで、根塊が呼吸できなくなって腐敗が進んだらしい。今ならわかるけど、あれは完全に自分の判断ミスだった。
振り返ってみると、植え付けの前に一度しっかり乾燥させてから、夜の気温が下がるまで待つべきだった。寒さを感じさせてから芽出しするほうが安全だったはずだ。水やりの回数も多すぎた。湿らせすぎた土が、かえって命取りだったんだと思う。
その失敗に気づいたときは、正直かなり落ち込んだ。楽しみにしていた春の花壇が、一気に寂しくなった気がした。袋の中に残った他の根塊を見ても、また腐らせるんじゃないかと不安で手が出なかった。あれはほんと、苦い経験だった。
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