巨大化したシクラメン球根が腐った話|くぼみに水が溜まった盲点
2026-01-22
数年育ててきたシクラメンの球根が、手のひらサイズまで大きくなった頃のことだった。見た目の迫力に満足していたが、球根の中央がくぼみ、水やりのたびにそこに水が溜まる形になっていた。特に気にせず管理を続けていたが、ある日その部分から異臭がした。
慌てて確認すると、くぼみの周辺が黒ずみ、腐りが進んでいた。ナイフで切り落とすしかなく、結果的に球根は分断された。増やしたかったわけでもないのに、形が変わってしまった姿を見て、虚しさが残った。
当時は「大きくなった=丈夫」という感覚があった。だが球根が巨大化すると、形がいびつになり、水が逃げにくくなるという発想がなかった。葉の管理や花ばかり見て、球根そのものの形状を意識していなかったのが原因だった。
後から思えば、化粧砂や植え方で水の流れを変える工夫もできたはずだ。だが見た目重視で、そのままにしていた。結果、見えない部分で静かに腐りが進んでいた。
球根が大きくなる喜びと、同時に増えるリスク。その両方を知らなかった自分が、少し怖くもある。
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