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ポルトブルーが春も夏も白いまま…青バラを期待して買ってしまったときの戸惑いと失敗談

2026-01-27

「青バラが欲しい」と思ってポルトブルーを迎えたけれど、結局ほとんどの季節で白っぽい花しか咲かず、気づけばため息ばかりついていた。秋が深まるまで待てば青みが出ると聞いていたのに、春も夏も初秋も、咲くたびに水色というより白。『あれ?こんなはずじゃなかった』と、毎回同じ独り言を繰り返していた。青バラって、もっとこう…はっきり青いものだと思っていたんだ。

迎えたのは関東の平地、日当たりは半日陰くらい。春に届いた新苗を8号鉢に植えて、他のバラと同じように管理した。気温が上がる5月、6月は花形も整わず、白っぽい花がぽつぽつ咲くだけ。真夏は花が小さく、色も抜けきったようで、写真で見たラベルの印象とはまるで違った。10月になって朝晩がひんやりしてきて、ようやく少し青みが差したけれど、「これを青と言っていいのかな」と首をかしげた。

正直、期待が大きすぎた。届く前は『今年は青バラ元年だ』なんて浮かれていたのに、咲くたびに落胆してしまって、花を見るのが少し怖くなった。「また白だったらどうしよう」って思ってしまうのが、我ながら情けなかった。SNSで他の人の青い写真を見るたびに、『うちのは失敗苗なのかな』と不安になったのも事実だ。

今思えば、青バラの色は気温や時期に大きく左右されることを、頭では分かっていても実感できていなかった。ラベル写真や紹介文の印象が強すぎて、一年を通して青い花が咲くものだと勝手に思い込んでいたんだ。赤みを抜いた結果、色が薄くなりやすいという話も、買う前はちゃんと咀嚼できていなかった。

振り返ると、青さだけを軸に期待を膨らませすぎたのが一番の原因だったと思う。もし最初から『秋の一時期だけ青みが出る白系のバラ』として見ていたら、ここまでモヤモヤしなかったはずだ。次に青系を選ぶなら、色の出る季節や特徴をもっと自分の生活リズムと照らし合わせて考えたい。そう思うようになって、ようやく気持ちが落ち着いた。



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