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ローズヒップから種が全く発芽しなかった話|青バラ実生に挑戦して心が折れた記録

2026-01-27

ローズヒップから種を採って、青バラを実生で育ててみたい。そう思って挑戦したけれど、結果は惨敗だった。「一つくらい芽が出るだろう」と軽く考えていた自分が甘かった。春になっても、土の表面は静かなままだった。

秋にローズヒップを収穫し、冬は冷蔵庫に入れて休眠打破を意識した。別の種は培養土に蒔いて屋外で一冬越させた。室内管理も試した。場所は雪国で、冬は氷点下になることも多かった。それでも春、暖かくなっても変化はなかった。湿った土の匂いだけがして、芽の気配はゼロ。

正直、かなり落ち込んだ。「何が悪かった?」「全部無駄だった?」と、鉢を覗くたびに気持ちが沈んだ。発芽率が低いとは聞いていたけど、ゼロはきつい。「もう向いてないのかな」と思ったこともある。

後から知ったのは、種の中身が空っぽなことも多いという事実。シイナという言葉を見て、「それか…」と納得した。当時は、種がある=芽が出る、と単純に考えていた。品種の組み合わせや、花粉の状態まで考えが及んでいなかった。

今は、発芽しなくても「そういうもの」と受け止められるようになった。実生は運の要素も大きい。芽が出なかった悔しさは残っているけど、それ以上に、挑戦した時間は無駄じゃなかったと思っている。次やるかは分からない。でも、あの静かな鉢を見つめていた春は、忘れられない。



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