園芸の失敗談データベース
短くまとめた読みやすい体験談・失敗談

青バラの挿し木が全然うまくいかない|カルスはできるのに発根しない失敗体験

2026-01-27

青バラの挿し木は難しい、とは聞いていた。でもここまでとは思わなかった。「カルスはできてるのに…」と何度も鉢を覗き込んだあの日のことを、今も覚えている。結果的に、ほとんど残らなかった。それが現実だった。

夏剪定のあと、切った枝を捨てるのが惜しくて、ポルトブルーやガブリエルを挿し穂にした。時期は真夏を少し過ぎた頃。日中はまだ蒸し暑く、土に水をやるとムッとした匂いが立ち上る。赤玉と鹿沼を混ぜ、半日陰に置いて管理した。数週間後、引っ張ると抵抗があり、「あ、いけたかも」と期待した。

でも、その期待は長く続かなかった。鉢上げしようとした途端にぐったりして、葉が垂れ、数日で黒くなった。「なんでだよ…」と声が出た。カルスはできているのに、根が伸びない。残った数本も、冬越しできる気がしなかった。

当時は水や温度管理が原因だと思っていた。でも今振り返ると、そもそも青系品種の発根率が低いことを甘く見ていた。ブルームーンやガブリエルは特に難しく、発根してもその先で止まることが多い。当時は「自分の管理が下手なんだ」と自分を責めていた。

今なら思う。手間と気持ちを削って挿し木に挑むより、新苗を買った方が楽な場合もある。挿し木に向く品種と向かない品種がある、それを知らなかっただけだ。「全部増やせるわけじゃない」そう理解するまで、ずいぶん時間がかかった。



青バラの記事をまとめて見る