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ラベンダー挿し木が全滅しかけた|夏に挑戦して根が出ず枯れていった体験

2026-02-04

挿し木に挑戦したのは、剪定した枝を見て「もったいないな」と思ったのがきっかけだった。花後に切ったラベンダーの枝を、種まき用土に挿して水をやって、なんとなく日陰に置いた。これで増えたらお得だな、なんて軽い気持ちだった。

でも現実は甘くなかった。1週間、2週間経っても変化がなく、1ヶ月近く経つ頃には葉が黄色くなり始めた。触ると張りがなく、ぐにゃっとしていて嫌な感じ。外は連日蒸し暑く、夜も気温が下がらない時期だった。土の表面は乾いてるのに、中はじっとりしていて、独特の湿った匂いがしていた。

「根、出てるよね…?」と期待しながら何本か引っ張ってみたけど、スッと抜けてしまって、白い根なんて影も形もなかった。その瞬間、頭が真っ白になった。「やっぱり無理だったか…」って独り言が出た。挿し木って簡単そうに見えるけど、失敗すると一気に心が折れる。

当時は、時期のことをほとんど考えていなかった。夏前ならまだしも、暑さが本格化してからの挿し木。ラベンダーが休む暇もない環境で、根を出せと言われても無理だったんだと思う。ネットで「1ヶ月くらいかかる」と見て、それだけを信じて待っていたのもよくなかった。

後から振り返ると、一本だけ生き残っていたのに気づいたのはだいぶ後だった。全滅だと思い込んで処分しなくて本当に良かった。挿し木は時期と環境で結果が全然違う、そんな当たり前のことを、身をもって知った失敗だった。



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