ペチュニア挿し木を水挿し放置して失敗した話 夏に腐った根と強烈な臭いの記憶
2026-02-01
7月下旬、最高気温が35度近くまで上がる日が続いていた頃のことだ。花殻摘みついでに折れたペチュニアの枝がもったいなくて、コップに水を入れてそのまま挿しておいた。置き場所はキッチンの窓際で、直射日光は当たらないが室温はかなり高く、湿気も強かったと思う。『そのうち根が出たら植えよう』と軽い気持ちで放置してしまった。
気づいたのは数日後ではなく、2週間以上経ってからだった。コップの水は白く濁り、鼻を近づけた瞬間にムワッとした腐敗臭がした。「うわ…なにこれ…」と思わず声が出た。枝の下半分はドロドロに溶け、触ると皮だけが残る感じだった。春先の水挿しではこんなことにならなかったので、完全に油断していた。
そのときはかなり落ち込んだ。「なんで忘れたんだろ」「暑い時期なのに同じ感覚でやったのがダメだったんだ」と後悔ばかりだった。たった数本の枝なのに、腐った臭いが頭から離れず、キッチンに立つたびに思い出して嫌な気分になった。『もう挿し木なんて向いてないのかも』と極端なことまで考えた。
今思えば、水挿しは気温が低い時期向きで、真夏の高温多湿では腐りやすいという単純な話だった。当時は「水に挿しておけば根が出る」という成功体験だけを信じて、季節や温度の違いをまったく意識していなかった。水替えもしないまま放置したのも完全に失敗だった。
振り返ってみると、夏は最初から土挿しにするか、やるなら毎日水を替えて涼しい場所に置くべきだったと思う。そもそも忙しい時期に『後でやる』前提で挿し木を始めたのが間違いだった。挿すならちゃんと管理できる時期にやる、それだけの話なのに、そのときは見えなかったんだ。
ペチュニアの記事をまとめて見る
タグ