園芸の失敗談データベース
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芝生に円形の枯れ跡が出現…猫の尿で芝が焼けたと気づいたときの絶望感

2026-01-27

ある朝、芝生の一角がぽっかり円形に枯れているのに気づいた。場所は庭の中央付近。前日までは普通に緑だったはずなのに、直径30センチくらいが一気に色抜けしている。触るとカサカサで、土の表面も少し白っぽい。季節は秋口、東京近郊で夜露が多い時期だった。最初は病気かと思って、しゃがみ込んで匂いを嗅いだら、なんとなくツンとしたアンモニア臭がした。

ああ、猫だ、とその瞬間に分かった。独り言で「最悪だ…」と声が出た。地域猫が多いのは知っていたけど、まさかここまでハッキリ枯れるとは思っていなかった。ウンコならまだ片付けられるけど、尿はどうしようもない。水をかけるべきか、触らない方がいいのか、頭の中がぐちゃぐちゃだった。

ショックだったのは、手をかけてきた場所ほど狙われている気がしたことだ。芝刈りもこまめにして、端も揃えていた。その真ん中が焼けたように枯れているのを見ると、どっと疲れが出た。触ると葉がポロポロ取れて、指先に乾いた感触が残る。ため息しか出なかった。

当時は、猫の尿で芝が枯れるという話をちゃんと理解していなかった。肥料になるなんて冗談みたいな話も聞いたことがあって、少し軽く見ていたのかもしれない。実際は濃すぎる窒素と塩分で、芝が一気にダメージを受ける。その知識がなかったから、最初の対応も遅れた。

今思えば、見つけた瞬間に大量の水で流すという選択肢もあったのかもしれない。でもその判断ができなかった。後から見直すなら、猫対策を最初から考えておくことと、異変を見つけたら迷わず行動すること。芝生は静かだけど、待ってはくれない存在だった。



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