芝生に砂を入れすぎて根腐れ寸前|排水性アップのつもりが裏目に出た体験談
2026-01-27
「排水性を上げたいなら砂を足せばいい」そう聞いて、疑いもせずに実行した。今思うと、完全に思考停止だったと思う。「まあ芝生だし、多少雑でも平気だろ」と甘く見ていたのも事実だ。
作業したのは8月上旬、猛暑が続いていた時期だった。ホームセンターで買った川砂を芝生全体にばらまき、目土のつもりで刷り込んだ。作業中は砂埃が舞って、喉がカラカラになったのを覚えている。その日は夕方に雷雨があって、「ちょうど水も回ってくれるだろう」と安心していた。
数日後、芝生の色が微妙にくすんできた。触ると表面は乾いているのに、指を押し込むと中は湿っぽい。「あれ?」と思いながらも、「砂を入れた直後だからかな」と自分に言い聞かせた。でも不安は消えなかった。「このまま枯れたらどうしよう」と夜に何度も庭を見に行った。
失敗しやすかった理由は、排水性と保水性が別の仕組みだという意識がなかったことだと思う。砂を入れたことで、確かに表面の水は引いた。でも根の周りの水分バランスは逆に崩れていた。下の土が水を逃がさず、砂がフタのようになってしまった可能性に、当時は全く気づけなかった。
今なら、砂を足す前に「下層がどうなっているか」を確かめる。スコップで掘って、湿り方や匂いを確認する。それだけでも判断は変わったはずだ。排水性を良くしたい一心でやったことが、結果的に芝を追い込んでしまった。そのことが、今でも少し苦い。
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