ジャガイモ畑に鶏ふんを追肥したら不安だらけになった話|アルカリ性とそうか病を後から知った失敗
2026-01-29
春の土寄せのタイミングで、家に余っていた鶏ふんをそのまま畑に撒いた。地域は平野部で、土はやや軽め。天気は曇りで、作業しやすい日だった。鶏ふんは肥効が早くて便利だと聞いていたし、深く考えずに株元にパラパラと撒いて、そのまま土寄せをして帰った。作業中は、鶏ふん特有の匂いが少し鼻についたけれど、これで元気になるだろう、と軽く考えていた。
数日後、ネットを見ていて、ジャガイモに鶏ふんはアルカリ性に傾きやすい、と書かれているのを見つけた。そうか病、という言葉もそこで初めてちゃんと意識した。急に不安になって、畑の様子を何度も見に行った。葉は青いままだったけれど、それが逆に怖かった。今は平気でも、あとから症状が出るんじゃないか、と。
あのとき、どうして一度調べなかったんだろう、と後悔した。鶏ふん=万能、という雑なイメージだけで判断していた。葉物には良い、と誰かが言っていたのを、都合よくジャガイモにも当てはめてしまった気がする。追肥した直後は達成感があったのに、後からじわじわと不安が膨らんでいった。
当時は、肥料の性質よりも「何かあげている」という行為そのものに満足していた。今振り返ると、土のpHや、これまでそうか病が出たかどうか、畑の履歴を全く考えていなかった。便利さだけで選んだ結果、余計な心配を背負い込んだ感じがする。
もし戻れるなら、同じ追肥でも量を減らすか、別の肥料を選んでいたと思う。あるいは何も足さず、様子を見る勇気も必要だった。鶏ふん自体が悪い、というより、考えずに使った自分の姿勢が一番の失敗だった。
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