園芸の失敗談データベース
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雨予報なのに切った種芋を勢いで植えてしまい、腐敗が頭から離れなかった春じゃがいもの失敗体験

2026-01-29

正直いま振り返っても、あの時は判断がブレブレだったと思う。「今日植えないとダメかもしれない」「でも雨が続くし…」そんな独り言を畑で何度も繰り返していた。結局、迷った末に植えてしまった自分に対して、「ほんと何やってんだろ…」って気持ちがずっと残った。結果が出るまで、腐ってないか不安で毎日落ち着かなかった。

2月下旬、夕方に男爵の種芋をカットした。切り口はまだしっとりしていて、部屋には土と芋の生っぽい匂いが残っていた。その直後に天気予報を見ると、翌日から火曜まで雨マークがびっしり。畑は露地で、マルチはする予定だったけど、土はすでに冷たく湿り気があった。植え付け当日は妙に天気が良く、青空を見ているうちに「今しかない」と思い込んでしまった。

作業中も気持ちは落ち着かなかった。「雨で腐ったらどうしよう」「乾かしてからにすればよかったかな」そんな不安が頭の中でぐるぐる回る。身体を動かせた満足感と同時に、胸の奥がザワザワしていた。夜になっても切り口の感触や湿った土の冷たさが思い出されて、布団の中で何度も目が覚めた。

当時は、切り口を乾かす意味を頭では分かっていたのに、天気と自分の都合を優先してしまった。雨=即腐るとは限らないけど、腐敗リスクが高まる条件を自分から踏みにいっていた気がする。焦りと「やってしまいたい」という気持ちが、判断を鈍らせていた。

後から考えると、数日待つ選択肢も普通にあった。切った種芋を風通しの良い室内で乾かすだけで、気持ちも状況も落ち着いたはずだ。天気予報と作業タイミングは切り離して考えるべきだったな、と今は思う。



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