ダイソーの忘れな草が房にならず魚の骨みたいに咲いた話 百均の種を信じすぎて混乱した春
2026-01-29
「え、なにこれ…」と声が出た。ダイソーで買った忘れな草の種を春先に播いて、順調に芽が出て育ったのに、咲き始めた花の様子がどうにもおかしい。想像していた小さな花が集まった可愛い房咲きではなく、一本の茎に沿って左右に花が並ぶ、まるで魚の骨みたいな姿だった。きれいとか以前に、思っていたのと全然違って戸惑った。
播種したのは3月下旬。地域は関東南部で、日中は暖かくなり始めた頃。プランターに市販の培養土を使い、他の草花と同じように管理していた。水やりも日照も特に問題はなかったと思う。だからこそ、「育て方を間違えたのかな」「徒長させたせい?」と頭の中がぐるぐるした。写真で見ていた忘れな草と違いすぎて、不安とモヤモヤが残った。
正直、がっかりした気持ちが強かった。「百均の種だからかな」「やっぱり安いのはダメだったのかも」と、根拠のない疑いまで出てきてしまった。咲いたこと自体は嬉しいはずなのに、期待とのズレがこんなに気持ちを下げるとは思わなかった。「これ、庭に植え続けていいのかな…」と悩んだのを覚えている。
あとから同じような話を見かけて、品種や系統の違いで咲き方が変わること、咲き進むと房が崩れて魚骨状になることもあると知った。当時は“忘れな草=房咲き”という思い込みが強く、それ以外の姿を想定していなかった。種袋の写真だけを基準にしていたのが大きかったと思う。
今振り返ると、咲き方も個性のひとつだったのかもしれない。最初から「違ってもいい」と思えていたら、あそこまで動揺しなかった気がする。次に播くときは、同じ名前でも姿に幅がある前提で受け止めるつもりだ。「思ってたのと違う…」と感じたあの瞬間も、今では忘れられない経験になっている。
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