春菊の花が咲いた瞬間にネズミに食べられた生食用春菊のショックな結末
2026-01-30
生で食べられるタイプの春菊を育てていたのは、冬から春にかけてだった。サラダで食べられるというのが魅力で、少し大事にしすぎるくらい丁寧に育てていた。花芽が上がり始めてから、なかなか咲かず、毎日様子を見るのが楽しみでもあった。ところが、ある朝見に行くと、咲いたばかりの花が根元から消えていた。
最初は風で折れたのかと思った。でもよく見ると、かじられたような跡があり、周囲に土が少し荒れていた。ネズミだった。咲いたトタンに食べていったという事実が、なんとも言えず虚しかった。あれだけ待っていたのに、と思うと力が抜けた。
正直、怒りよりも脱力感の方が強かった。春菊の独特の香りが漂う畑で、花だけが無くなった株を見て立ち尽くした。寒い朝の空気と相まって、やけに現実感があった。自分の楽しみが、あっさり奪われた感じだった。
当時は、春菊にネズミが来るなんて考えもしなかった。葉物野菜は安全だという思い込みがあったし、花を狙われるとも思っていなかった。防獣対策は完全に頭から抜けていた。
今振り返ると、地面に近い場所で育てていたこと、周囲に隠れ場所が多かったことも原因だった気がする。花を見る楽しみまで含めて育てるなら、食害の可能性も考えるべきだった。甘かったな、と思う。
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