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フェイジョアを鉢植えで5年以上育てたのに花が咲かない…剪定せず放置して不安になった話

2026-01-30

正直に言うと、もう少し気楽に考えていた。フェイジョアは丈夫、放っておいてもそのうち花が咲いて実がなる、そんなイメージだけで育てていた。結果から言えば、5年以上育てても一度も花を見ていない。今もスリット鉢の中で、ひこばえみたいな枝がもじゃもじゃ伸びているだけだ。最近になって「これでいいのか?」と急に不安が押し寄せてきた。

育て始めたのは4〜5年前。関東内陸で、冬はマイナス6℃、たまにマイナス10℃近くまで下がる地域だ。鉢上げは一度だけ。その後はずっと同じ鉢で、剪定は一切していない。主軸らしいものは見当たらず、根元から細い枝が何本も出ている。春も夏も葉は元気そうで、枯れる気配はない。それなのに花芽らしきものは一度も確認できなかった。

きっかけはNHKの「趣味の園芸」だった。画面に映るフェイジョアは、すっとした樹形で花も実もついている。それを見た瞬間、「あれ…うちの、全然違う」と胸がざわっとした。「今さら修正効くのか?」「もう手遅れだったらどうしよう」そんな声が頭の中でぐるぐる回った。今まで楽観的だった分、反動がきつかった。

振り返ると、なぜここまで放置してしまったのか分かる。葉が青くて元気=順調だと勝手に思い込んでいた。剪定=難しい、失敗しそう、という苦手意識もあった。「触らなければ失敗しない」という逃げだったと思う。寒冷地でも耐える強さに甘えて、形や花のことを考えなかった。

今なら、もっと早く樹形を意識して枝を整理しておけばよかったと思う。主軸を作る、混み合った枝を減らす、そういう基本を後回しにしたツケだ。まだ枯れていないだけマシ、と自分に言い聞かせているけど、内心は焦っている。「ここからでも立て直せるかな…」そんな独り言をつぶやきながら、ハサミを手に取るかどうか、今日も迷っている。



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