姫クチナシを5年以上育てているのに葉が黄色くなり花も咲かないまま悩み続けた話
2026-01-30
育て始めてから5、6年経つ姫クチナシを鉢植えで管理していた。場所は関東、マンションのベランダで、直射日光は午前中だけ当たる環境だった。葉は一応付いているものの、年々色が薄くなり、黄緑から黄色っぽく変色していった。春になっても枝はほとんど伸びず、花芽らしきものも見えない。土の表面を触ると少し硬く、乾くと白っぽくなる感じがして、嫌な予感はしていた。
このまま枯れるのかな、と毎年思いながら眺めていた。大きく育ったクチナシの写真を見るたびに、同じ植物とは思えなくて、正直うらやましかった。涼しい場所に移せばいいのか、日陰が悪いのか、考えは堂々巡りで、結局何も決められずにいた。
葉が黄色くなっていくのを見るたびに、胸の奥がザワザワした。水はやっているし、枯れてはいない。でも元気でもない。その中途半端な状態が一番つらかった。何かしてやりたいのに、下手に触るのが怖くて放置してしまった自分にもモヤモヤしていた。
今思うと、混植していた他の植物や、長年同じ用土を使っていたことが原因だった気がする。当時はアルカリ性だとか酸性だとか、頭では聞いたことがあっても、自分の鉢で起きていることと結びつかなかった。クチナシは丈夫という思い込みもあって、細かく土の状態を見る意識がなかった。
後から振り返ると、葉色が変わり始めた時点で土を疑うべきだった。置き場所を変える前に、まず根元と用土を見直すという考え方が自分には抜けていた。あの時、少しでも立ち止まって鉢の中を確認していれば、こんなに長く悩まずに済んだのかもしれない。
クチナシの記事をまとめて見る
タグ