クチナシの蕾が膨らんだのに開かないまま落ちた|初夏に水やりを増やしすぎた失敗談
2026-01-31
六月上旬、関東の住宅地で鉢植えのクチナシを育てていた。梅雨入り前で蒸し暑く、朝から土がじっとり湿っているのに、蕾がふくらんでいたのがうれしくて、つい毎朝たっぷり水をやっていた。風は弱く、空気が重たい日が続いていた。
最初は順調だった。数日前から蕾が白くなり、指で触ると少し柔らかくなっていた。「もうすぐ咲く」と思って毎日覗き込んでいた。ところが三日ほど経った朝、蕾が黄色っぽく変色し、昼にはぽろっと落ちてしまった。何が起きたのか分からず、鉢の前でしばらく固まった。
正直ショックだった。「なんで?昨日まで元気そうだったのに」。香りを楽しみにしていただけに、胸がすーっと冷えた感じがした。水をやりすぎたかもしれないと思いながらも、「暑いから乾くはず」と自分に言い聞かせていたのが悔しかった。
振り返ると、梅雨前の湿度と過剰な水やりが重なって、根が苦しくなっていた可能性が高い。当時は葉が青々していたので問題ないと思い込んでいた。鉢底からの排水も確認していなかった。
今なら、蕾がある時期こそ土の表面だけで判断せず、鉢の重さや通気を見直すべきだったと思う。乾かし気味にする勇気がなかった。それが一番の反省点だ。
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