ひまわりの双葉期に穴だらけ…モンシロチョウだと思い込んでヨトウムシにやられた初夏の失敗談
「小さいし黄緑だし、きっと蝶の幼虫だよね」って、あの時は本気で思ってた。結論めいた独り言を先に言うと、思い込みは本当に怖い。葉っぱに小さな穴が空いているだけなのに、なぜか胸がざわざわしていたのは正しかったんだと思う。気づいた時点で対処できたのは運が良かっただけだった。もう少し遅れていたら、全部消えていたかもしれない。
6月中旬、関東の晴れ間が続いた日の夕方。ポリポットで育てていたひまわりを花壇に植え付けたばかりだった。本葉が3枚目まで出て、土もまだ湿り気が残る感じ。植え付けのときに、どの苗の葉にも小さな穴が空いているのに気づいた。裏返してみたら、葉の裏に小さな黄緑色のイモムシがくっついていて、指で触れた瞬間、糸を出してスルスルと地面に降りていった。あの動きがやけに鮮明に頭に残ってる。
その時の気持ちは「え?なにこれ…」だった。虫は苦手だし、でも小さいから大丈夫だと思いたかった。「モンシロチョウかな」「まあ、多少は仕方ないよね」って自分に言い聞かせていた。あとから調べてヨトウムシだと知った瞬間、「うそでしょ…」って声が出た。小さいうちは黄緑色だなんて知らなかったし、夜だけ活動する虫だと思い込んでた。
振り返ると、失敗しやすかった理由は完全に知識不足だったと思う。ヨトウムシは黒くて太い、というイメージだけで判断していたし、昼間に葉にいるとは思っていなかった。しかも双葉〜本葉初期は被害が一気に出やすい時期なのに、油断していた。当時の私は「まだ小さいから平気」という気持ちにすがってたんだと思う。
あとから考えると、見直すべきだったのは葉裏チェックの頻度だった。植え付け直後の数日は、朝夕どちらかで必ず裏を見るべきだったし、怪しい穴があった時点で対処を迷う時間はなかった。オルトラン粒剤を根元に撒いたのも後追いだったし、「もっと早く気づけてたらな…」って何度も思った。あのスルスル降りる姿、今でも思い出すと背中がぞわっとする。
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