ニンジンを直まきしたら発芽直後に消えた…オケラとヨトウムシを完全に甘く見ていた失敗談
2026-02-11
正直、ニンジンは発芽さえすればあとは放っておいても育つと思っていた。だから直まきして芽が出たときは「よし」と一瞬安心した。でも数日後、畝を見て言葉を失った。芽があった場所が、ぽっかり空いている。「あれ?」と近づくと、葉がなく軸だけ残っている株もある。指で触ると、かすかに土が湿っていて、独特の生臭さが鼻についた。
種まきは8月上旬、関東の平地。連日30度超えで、朝も夕方も蒸し暑い。畝立てして、深くならないよう慎重にまいたつもりだった。水やりも発芽までは欠かさなかったし、不織布もかけていた。それなのに、芽が揃ったと思った矢先に消えていく。「なんでニンジンだけ?」と頭が真っ白になった。
一番つらかったのは、原因が分からず何度も畝を眺めてしまったことだ。バッタかな、アゲハかな、それともヨトウムシ?雑草が周りに多かったせいか、虫がいそうな気配はあった。でも発芽直後だから大丈夫だろうと、どこかで油断していた。「直まきだから仕方ない」と自分に言い聞かせつつも、悔しさが残った。
後から畝を少し掘ると、案の定ヨトウムシが出てきた。耕した拍子に出てくるあの感じ。完全に盲点だった。防虫ネットも、発芽後にかければいいと思っていた。今思えば、その数日の隙が致命的だったのだ。
なぜ失敗しやすかったのかと言えば、ニンジンは直まき前提という思い込みが強すぎたからだ。育苗できない=手をかけられない、と勝手に線を引いていた。当時は暑さ対策ばかり気にして、虫のことを後回しにしていた。
今なら、発芽前後こそ一番神経を使うべきだったと思う。防虫ネットを最初から使うか、太陽熱消毒した場所にまくか、せめて毎日株元を確認すれば違ったかもしれない。あのときの「まあ大丈夫だろう」という判断が、すべてだった。
ニンジンの記事をまとめて見る
タグ