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マリーゴールド直まきで発芽が揃わない…芋虫に食われた春の失敗体験

2026-01-21

正直なところ、マリーゴールドは放っておいても咲く花だと思っていた。直まきで適当に種をばら撒いて、あとは水だけやっていれば何とかなる、そんな軽い気持ちだった。実際、ズボラな自分でも長く咲いてくれた株はあったし、こんもり丸くなって黄色い花が次々つく姿はかなり良かった。ただ一方で、芽が出たはずなのに途中で消えていく場所がいくつもあって、土を見ても理由がよく分からず、ずっと引っかかっていた。

春先、暖かくなってきた頃に直まきした。特に覆土も気にせず、軽く土をかけた程度。発芽自体はそれなりに揃ったように見えたが、数日後には葉が欠けていたり、双葉ごとなくなっていたりする株が目につき始めた。雨上がりの朝、よく見ると葉の縁がギザギザで、いかにも食われた跡だった。芋虫だろうなとは思ったが、目で確認できないまま日が過ぎ、結局そのまま消えてしまった芽がかなりあった。

当時は、マリーゴールドは強いから多少食われても大丈夫だろうと軽く考えていた。被害が一部だし、全部ダメになるわけじゃない、そんな判断だった。でも直まきだと、芽が小さい分、ほんの一晩で致命的になることをちゃんと理解していなかった。苗が弱いうちは守られていない状態だという当たり前のことに、その時は気づけなかった。

今思えば、発芽直後の数日だけでも注意して見ていればよかった。寒冷紗をかけるとか、鉢上げして様子を見るとか、やりようはいくらでもあったはずだ。面倒くさがって何もしなかったのが一番の原因だった気がする。結果的に残った株は元気だったから余計に、途中で消えた芽のことを軽く扱ってしまった。

芽がなくなっているのを見つけた時は、地味にショックだった。数は多く蒔いたはずなのに、思ったよりスカスカで、なんだか損した気分になった。ああ、ちゃんと見てやればよかったな、という後悔があとからじわっと来た。強い花でも、最初は弱い。それを身をもって知った春だった。



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