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発芽後のニンジンが豪雨で倒伏…起こしたけど不安が消えなかった話

2026-02-11

やっと芽が揃ったと思った矢先、ゲリラ豪雨にやられた。夜中に叩きつけるような雨音。翌朝、畑に行くと、ニンジンの小さな芽が地面に張り付くように倒れていた。

播種は8月上旬。発芽まで10日ほどかかり、ようやく安心しかけたところだった。濡れた土は独特の匂いがして、靴底が吸い付く感じ。「終わったかもしれない」と喉が詰まった。

とりあえず、一本一本そっと起こした。指先に伝わる茎の細さが頼りなくて、「折れないでくれ」と心の中で何度も言った。それでも、この対応が正解なのか分からないまま作業を続けた。

数日後、意外にも立ち上がってきた株もあった。でも全部ではない。欠株になった場所を見るたび、あの雨を思い出してしまう。「あのとき、何かできたのか?」と考えてしまった。

当時は雨対策をほとんど考えていなかった。暑さと乾燥ばかり警戒して、豪雨で叩かれることは想定外だったのだ。

今振り返ると、芽が小さい時期は本当に不安定だ。倒れても復活することはあるけれど、すべてが助かるわけじゃない。あの朝の畝の光景は、今でも忘れられない。



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