園芸の失敗談データベース
短くまとめた読みやすい体験談・失敗談

真夏にニンジンを播いたら発芽しない…不織布をかけすぎて日光不足だった話

2026-02-11

今年の夏は異常に暑くて、ニンジンの種まきが本当に怖かった。地温が上がりすぎると発芽しないと聞いていたから、不織布をベタ掛けして、その上からさらに重ねた。「これで大丈夫」と思い込んでいたのだ。

種まきは8月中旬、埼玉南部。日中は35度超えが当たり前で、土に触れるとじんわり熱い。発芽まで乾かさないよう、朝夕しっかり水をやった。数日後、部分的に芽が出てきたけれど、端の方はまったく動きがない。不安になって不織布をめくった瞬間、土が冷たくて暗いことに気づいた。

「もしかして日が足りない?」そう思ったときにはもう遅かった。二重三重にかけた部分は、結局ほとんど発芽しなかった。暑さ対策のつもりが、今度は光不足。「やりすぎた…」と独り言が漏れた。

一番モヤモヤしたのは、同じ畝なのに発芽する場所としない場所がくっきり分かれたことだ。均等にまいたはずなのに、結果が違う。その不公平さに、なんとも言えない徒労感が残った。

後から知ったのは、ニンジンは遮光しすぎると逆効果になること。発芽には光も必要なのに、暑さばかり気にして完全に見落としていた。当時は「地温35度超えは危険」という情報だけが頭に残っていた。

今振り返ると、遮光は必要でも加減が大事だった。不織布一枚+遮光ネット程度で様子を見るべきだったのかもしれない。あの夏の畝の暗さを思い出すたび、対策は足し算だけじゃないんだと痛感する。



ニンジンの記事をまとめて見る