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イングリッシュローズ大苗を梅雨まで鉢放置して枯らした話|ジュード・ジ・オブスキュア購入直後の判断ミス

2026-01-31

「大苗だから当分このままで大丈夫だろ」って、あのときは本気でそう思っていた。結果から言うと、完全に甘かった。今でも鉢の表面を指で触ったときの、ぬるっとした湿気の感触を思い出す。ああ、これはダメだったな…と。

関東南部、5月下旬。イングリッシュローズのジュード・ジ・オブスキュアを大苗で購入した。仕事が立て込んでいて、植え替えや地植えは「梅雨明けでいいや」と先延ばし。日当たりはそこそこ、風通しも悪くないと思っていた。でも梅雨入り直前から雨が続き、鉢の中はずっと湿ったまま。新芽は動かず、葉色も冴えない。

「まだ大丈夫」「さすがERだし」と何度も自分に言い聞かせていた。不安はあったけど、忙しさを理由に見ないふりをしていたのが正直なところだ。朝見るたびに元気がない姿が目に入って、「あー…今日もダメか」とため息が出る。結局、葉が一気に落ち、根も動いていなかった。

今思えば、大苗=安心という思い込みが一番の原因だった。輸入苗で根が太くても、鉢の中で過湿が続けば耐えられない。当時は「大苗は強い」という言葉だけを信じて、環境を見ていなかったんだと思う。

振り返ると、買ったその週に地植えしていれば結果は違ったかもしれない。梅雨という季節、鉢という環境、忙しさによる判断の先延ばし。その全部が重なった失敗だった。「そのうちやろう」は、植物相手だと通用しない。これは本当に身に染みた。



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