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梅雨だと思い込んで油断したら二番花のバラが朝からチリチリに焼けた話|梅雨明け前の高温トラブル体験

2026-01-29

6月下旬、梅雨入りしたというニュースを見て、完全に気が緩んでいた。前日は雨予報だったし、朝も空気が少し重たくて、いかにも梅雨らしい感じだった。だから遮光もせず、鉢バラはいつもの場所に置いたまま。朝起きて庭に出たら、二番花がもう咲いていた。ところがその日は一転、昼前から一気に晴れて気温がぐんぐん上がった。湿度は低く、風もなく、日差しだけが強烈で、昼過ぎに見に行くと花弁の縁が縮れて、触るとパリッとした感触になっていた。朝はちゃんと咲いていたのに、半日でここまで変わるのかと呆然とした。

ああ、やってしまったな、と一人でつぶやいた。梅雨=涼しい、という思い込みが完全に裏切られた感じだった。天気予報をちゃんと時間帯まで見ていれば違ったのかもしれないけど、その時は「梅雨だし大丈夫だろ」と決めつけていた。結果、きれいに開くはずだった二番花は、見るに堪えない姿になってしまった。

正直かなり落ち込んだ。朝の時点で少しでも違和感に気づいていれば、鉢を動かすこともできたはずだと思うと悔しかった。花弁が焼けた独特の乾いた匂いも、なんだか失敗を突きつけられているようで嫌だった。バラは強いと思っていたし、新しい品種だから耐えてくれるだろうという甘さもあった。

振り返ると、失敗しやすかった理由は完全な思い込みだった。梅雨=日照不足、というイメージに引きずられて、その日の急激な天候変化を想定していなかった。二番花の時期は株も少し疲れていて、花弁も一番花ほど強くないことも忘れていた。当時はそこまで頭が回らなかった。

後から考えると、前日までの天気だけで判断せず、当日の最高気温や日差しの強さをもっと気にすべきだったと思う。遮光ネットをすぐ使える場所に置いておくとか、朝の段階で花の様子をよく観察するとか、できることはいくつもあった。あの時はそれに気づけなかった。ただ、それだけだった。



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