園芸の失敗談データベース
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秋にアスパラガスが再びニョキニョキ…抜いたら固くてまずかった失敗談

2026-02-02

もう終わりだと思っていたのに、また芽が出てきた。正直、嬉しさより困惑のほうが強かった。「今さら?」という気持ちだった。結局抜いて食べてみたが、皮は硬く、味もいまひとつだった。噛んだ瞬間に『やっぱりやめとけばよかった』と思った。

場所は埼玉、10月中旬。夏に一度休んでいたアスパラが、涼しくなって再び動き出した。全体的に枯れてきたと思っていたので、完全に油断していた。朝見たら細い芽が数本立っていて、季節外れの違和感があった。

「これ伸ばしても冬が来るだけだよな」「エネルギーの無駄かもしれない」と考え、抜く決断をした。でもいざ調理すると、筋っぽくて歯に残る食感だった。食べながら『なんで抜いたんだろう』と後悔した。キッチンに残る青臭い匂いが印象的だった。

当時は、芽が出た=食べ時、という単純な考え方しかしていなかった。季節と成長のバランスを考える余裕がなかった。秋芽は翌年のための準備かもしれない、という発想に至らなかった。

今なら、無理に食べずに見送る判断もできたと思う。『今取るか』『先を取るか』で迷ったとき、短期の満足を選んでしまった。あの一本は、味よりも判断の重さを残した気がする。



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