アスパラガスを10年以上植えっぱなしにして本数が減った…株分けのタイミングを完全に見誤った失敗談
2026-02-02
「そのうち増えるだろう」と思いながら、アスパラガスを10年以上も同じ場所に植えっぱなしにしていた。春になってもニョキっと出るのは2本だけ。土は乾ききっていて、掘ろうとするとスコップにゴツゴツとした抵抗が伝わってくる。ここまで放置したのは完全に油断だったと思う。
その年は4月中旬、すでに芽が動き始めていて、株分けするには微妙な時期だった。掘り起こした根は、ホームセンターで見るような立派な2Lサイズとは程遠く、スカスカで軽く、触ると頼りない感触だった。「こんな状態で大丈夫なのか…」と不安になりながらも、今さら戻れない気持ちだった。
作業中は後悔ばかりだった。「もっと早く手を入れていれば」「本数が減った時点で異変に気づくべきだった」と何度も頭をよぎった。春の土の匂いと、掘り起こした根の冷たさが妙に現実感を突きつけてきて、気分が沈んだ。
なぜ気づけなかったのか振り返ると、毎年少しずつ収穫できていたことで安心しきっていたのが原因だった。本数が減っても「そんな年もある」と都合よく考えてしまった。アスパラは長期栽培できるからこそ、衰えもゆっくりで、変化に鈍くなる。
今思えば、収穫量が落ちた時点で一度掘り上げて根の状態を見るべきだった。株分けは怖い作業だけど、放置のほうがダメージは大きい。翌春、分けた株から細いながらも芽が出たとき、「ああ、まだ生きてたんだ」と少し救われた気がした。
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