園芸の失敗談データベース
短くまとめた読みやすい体験談・失敗談

クリスマスローズが枯れたと思ったら花芽が出ていた勘違い 掘り返す勇気がなかった話

2026-02-02

完全に枯れたと思っていた。「もう処分するしかないな」と半分諦めていた。でも、どこかで引っかかっていた。土を捨てる前に、ほんの少しだけ掘ってみようと思った。それがすべての始まりだった。

夏の終わり、葉はボロボロで見た目は完全にアウト。8月の蒸し暑い日、気温は30度を超えていた。水やりも控えめにしていたし、置き場所も北側。なのに元気が戻らなかった。「もう無理だろ」と思い込んでいた。

スコップで土を崩した瞬間、小さな硬い感触があった。「ん?」と思ってよく見ると、花芽だった。思わず息を止めた。「生きてたのか…」と声が出た。勝手に死んだと決めつけていた自分が恥ずかしくなった。

あの時、焦りと不安で視野が狭くなっていたんだと思う。葉がない=枯死、という短絡的な判断をしていた。クリスマスローズは死んだふりをする、という話を聞いたことがあったのに、自分の株には当てはめられなかった。

今振り返ると、すぐに結論を出さなくてよかったと思う。掘り返すのが怖くて、ずっと避けていたけど、あの一手で救えた。見た目だけで判断しないこと、触って確かめること。それを怠っていた自分への戒めだった。



クリスマスローズの記事をまとめて見る