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クリスマスローズの古葉切りで迷走した秋|切りすぎが怖くて動けなかった体験談

2026-02-02

秋口、気温が下がり始めた頃にクリスマスローズの古葉切りで悩んだ。新芽がある株と、まだ動きがない株が混在していて、どこまで切っていいのか分からなかった。地域は東京近郊で、昼は暖かいが朝晩は冷える時期。生産者ごとに言うことが違い、全部切れと言う人もいれば、傷んだ葉だけにしろと言う人もいた。

結局決断できず、黒点が出た葉だけを少し切る程度に留めた。新芽が動き出すまで待とうと思ったが、待っている間も「今切らないと病気になるかも」「切りすぎたら花芽が飛ぶかも」と頭の中で堂々巡りだった。ハサミを持っては戻し、鉢の前で立ち尽くす日が続いた。

正直、かなり不安だった。「他の人はもう全部切ってるのに」「自分だけ遅れてるんじゃないか」と焦った。夜になると、昼間に見た株の姿が頭から離れず、「あの葉、切るべきだった?」と後悔が湧いてきた。失敗したら今年の花は見られないかもしれない、そう思うと手が止まった。

当時は、株ごとの状態を見る余裕がなかったと思う。新芽があるかどうか、花芽がどこにあるかを冷静に観察するより、「正解」を探していた。気温や日照も毎年違うのに、誰かのやり方をそのまま当てはめようとしていた。

今なら、迷って動けなくなるくらいなら、明らかに傷んだ葉だけでも整理して株元を清潔にする考え方で良かったと思う。全部切るか切らないかの二択じゃなかった。古葉切りは怖い作業だけど、怖がりすぎて何もしないのもリスクだった。



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