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混合種のニチニチソウを育てたら赤しか咲かない…種の寿命を知らなかった失敗

2026-02-02

白もピンクも咲くはずだった。ダイソーで買った「混合種」のニチニチソウ、育ててみたら2株とも赤だった。「混合って書いてあるのに?」と、最初はパッケージを疑った。

種をまいたのは前年の春。発芽率はそこそこだったが、育ったのは2本だけだった。花が咲いたのは夏、鮮やかな赤。「まあ、たまたまかな」と思ったが、去年は白も咲いた記憶がある。そこで初めて「これ、去年の種じゃない?」と気づいた。

調べたり話を聞いたりして分かったのは、ニチニチソウの種は年数が経つと発芽率が大きく落ち、しかも弱い色から消えていく傾向があるということ。原種に近い濃いピンクや赤は強く、白や青系は残りにくい。つまり、赤しか咲かなかったのは偶然ではなく、種の寿命と強勢の結果だった。

当時は「混合種=いろんな色が必ず咲く」と思い込んでいた。無選別だの比率操作だのと考えていたけど、そもそも古い種を使った自分の判断ミスだった。種袋の裏もよく見ていなかったし、保存状態も適当だった。

今思えば、色を楽しみたいなら新しい種を買うか、苗を選ぶべきだった。混合種は“お楽しみ”であって保証じゃない。その当たり前のことに、実際に赤一色になるまで気づかなかった。期待が裏切られたんじゃなくて、期待の置きどころを間違えていただけだったんだ。



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