ブラックベリーの誘引中に茎が折れて先端が黒く枯れた…トップジンを塗るしかなかった秋の失敗談
10月下旬、まだ昼間は20度を超える日もあるが朝晩は冷え込む時期、庭のブラックベリーを冬前に整えようと誘引作業をしていた。蔓は棒状に硬く伸びていて、思ったよりも弾力がなく、角度を変えた瞬間に「ポキッ」という嫌な音がした。折れた直後は特に変化がなく、そのまま支柱に結び直してしまった。数日後、折れた部分の上から3センチほどが黒ずんで乾いたようになり、明らかに枯れ込んでいるのに気づいた。天気は晴れ続きで雨は少なく、乾燥気味だった。
慌ててネットで調べ、枯れた部分を切り戻し、手元にあったトップジンペーストを塗った。切り口からは青い匂いがして、「まだ生きてる部分を切ってしまったかも」と一瞬迷った。折れた原因が自分の作業ミスなのは分かっていたが、折れただけでこんなに早く枯れるとは思っていなかった。誘引の力加減も分からず、結果的に自分で追い打ちをかけた形になった。
切った直後は強い後悔があった。「なんで急いだんだろ」「春まで放っておけばよかった」。ブラックベリーは丈夫だと思い込んでいて、多少乱暴に扱っても大丈夫だと油断していた。枯れた先端を見るたびに、自分の不注意が形として残っているようで落ち込んだ。手袋越しに感じた茎の冷たさが妙に記憶に残っている。
今振り返ると、折れた時点で内部の通導組織が切れ、水や養分が先端まで届かなくなった可能性が高かった。当時は「折れただけなら平気」と楽観してしまい、すぐに切り戻す判断ができなかった。秋でも気温が高く、まだ活動している時期だったことも見誤っていたと思う。
もしやり直せるなら、誘引はもっと暖かい時間帯に、無理な角度をつけず、折れた瞬間に潔く切り戻して保護していたと思う。ブラックベリーの丈夫さに甘えすぎず、「今はまだ生きて動いている時期だ」と意識することが大事だったと感じている。
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