米ぬかをそのまま畑にまいたらミニトマトの根がやられた話|植え付け直前にやりがちな失敗
2026-02-03
4月中旬、関東の住宅地で家庭菜園をしている。ミニトマトを4月末に植える予定で、3月から毎日のように野菜くずと一緒に米ぬかを畑に投入していた。気温はまだ低く、朝は霜が降りる日もあった。土の表面は見た目は静かで、「ちゃんと分解されてるはず」と思い込んでいた。掘り返すと、ひんやりして生ごみの形が残っているのに、見ないふりをしてしまった。
そのまま植え付け当日を迎え、植穴を掘った瞬間、数週間前に入れた野菜くずがそのまま出てきた。正直ショックだったが、「少し離して植えれば大丈夫だろう」と自分に言い聞かせて苗を定植した。数日後、ミニトマトの葉がしおれ、元気がなくなった。慌てて水をやっても回復しない。「あれ?おかしいぞ」と思った時にはもう遅かった。
その時の気持ちはかなり焦っていた。「米ぬかは万能」「自然だから安全」という思い込みが強くて、失敗するとは考えていなかった。根元から漂う少し酸っぱい匂いに気づいた瞬間、「やっちゃった…」と声が出た。せっかく育てた苗をダメにした後悔がじわじわきた。
今思えば、寒い時期は分解が進まないという基本的なことを軽く見ていた。発酵と腐敗の違いも曖昧なまま、「そのうち虫がなんとかしてくれるだろう」と楽観していたのが原因だった。土が動いていない時期に大量投入する危険性に、当時は気づけなかった。
振り返ると、植え付け予定地とは別の場所にまとめて処理すべきだったと思う。すぐ使う畝に未分解の米ぬかを入れるのは無謀だった。今なら「待つか、離すか」という考え方を優先する。あの時は待てなかった。それだけだった。
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