米ぬか回収で服も車も粉まみれ|精米所でもらって後悔した初心者の失敗体験
2026-02-03
車に乗り込んだ瞬間、「あ、やったな」と思った。シートにうっすら白い粉が付いていて、足元にもざらっとした感触があった。まだ畑にも撒いていないのに、先に自分がやられていた。
その日は風が強く、精米所の周りも冷え込んでいた。小さめの袋に米ぬかを移し替えようとして、少し傾けた瞬間、ふわっと粉が舞った。大した量じゃないと思っていたが、服の袖、靴の裏、気づけばズボンの太ももまで白くなっていた。「まあいいか」とそのまま車に乗ったのが失敗だった。
帰宅してからの後悔は大きかった。車内の匂い、足元のザラつき、掃除機をかけても完全には取れない粉。「なんで着替え持ってこなかったんだろう」「なんであの場でちゃんと払わなかったんだろう」と、どうでもいいはずのことで気分がどんどん落ちていった。家族に見られて、ちょっと笑われたのも地味に効いた。
当時は、米ぬかをもらうこと自体に意識が向きすぎていて、その後のことを考えていなかった。袋の大きさ、風、服装、全部後回しだった。「慣れてる人は汚さない」という話を聞いて、なんとなく自分も大丈夫だと思い込んでいたのが原因だった。
今振り返ると、あの日は完全に準備不足だった。畑作業以前の問題だった気がする。米ぬか自体が悪いわけじゃないのに、自分の段取りの悪さで嫌な思い出になってしまった。「次は気をつけよう」と思いながら、結局しばらく精米所に行くのを避けていたのは、ちょっと情けない話だ。
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