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益虫だと知らずに切断…重ねた鉢の下でムカデを見てパニックになった失敗

2026-02-06

あの瞬間は、考える余裕なんてなかった。ただ「無理!」って体が先に動いたんだ。

真夏の昼過ぎ、鉢をいくつか重ねて置いていた場所を整理しようと持ち上げた。その下から、15センチはありそうなムカデが現れた。湿ったコンクリートと土の匂い、光を嫌がるように素早く動く体。「うわっ」と声が出た。たまたま手に持っていた剪定バサミで、反射的に真っ二つにした。

ところが、切った後も動く。上半身だけで這うように逃げていく姿を見て、背中がぞわっとした。「なんでまだ動くんだよ…」。気持ち悪さと後悔が一気に押し寄せた。家の畳の隙間から出たこともあって、完全に敵認定していたんだと思う。

後で知ったけど、ムカデは屋外では肉食のハンターで、他の害虫を捕食する存在だった。外で見つけたからといって、必ずしも排除すべきではなかった。あのときは恐怖が判断を支配していた。

その後、鉢の置き方を見直した。重ね置きはやめて、隙間ができないように整理した。直接的な対処というより、自分の管理の甘さを直す方向に切り替えた。

振り返ると、「見た目が気持ち悪い=害虫」という思い込みが強すぎた。次に同じ状況になったら、一呼吸置けるだろうか。そう自問する出来事だった。



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