コガネムシ幼虫に水攻めしたのに復活した|溺れない害虫に心が折れた話
2026-02-06
「水に沈めれば終わりだろ」そう思っていた。バケツに入れて蓋までしたのに、翌日見たら完全には死んでいなかった。あの時の脱力感は忘れられない。
鉢から掘り出した幼虫をまとめて水没させたのは、気温の高い午後だった。水の中で動かなくなったのを見て、「やっと終わった」と思った。正直、確認するのも嫌だった。
ところが翌日、沈んだままでも反応がある個体がいた。「まだ生きてるの…?」と声が出た。さらに、オケラは浮いて泳いでいるのを見て、意味がわからなくなった。
疲労と不安が一気に来た。どうすればいいのか分からず、洗剤を入れるべきか、別の方法か、頭の中で迷いがぐるぐる回った。簡単に済ませたかっただけなのに、余計にしんどくなった。
後で聞いた話では、コガネムシ幼虫は乾かすと息を吹き返すこともあるらしい。当時はそんな耐性があるなんて想像もしなかった。「水=即死」という思い込みが完全に崩れた瞬間だった。
振り返ると、楽な方法を探しすぎていた気がする。確実さより手軽さを選んだ結果、余計に手間が増えた。あの時の「これで終わりだ」という独り言が、一番危なかった。
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