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挿し木キウイが全然伸びない…70cmで止まって焦った初心者の勘違い

2026-02-07

今思うと完全に期待しすぎだった。結論としては「挿し木=すぐ巨大化する」という思い込みが失敗だった。春先に挿し木したキウイが、夏になっても70cm弱。グリーンカーテンになる未来を想像していただけに、拍子抜けというか、がっかり感が大きかった。

挿し木したのは3月。気温が上がり始め、日差しも強くなってきた頃だった。梅雨明けには一気に伸びるだろうと勝手に思っていたが、実際はゆっくり、じわじわ。葉は元気なのに、つるが全然伸びない。毎日朝夕に眺めては、「今日も変わってない…」とため息をついていた。

正直な気持ちは「こんなに成長遅い植物だったっけ?」だった。周りの地植えキウイが暴れるように伸びているのを見ると、なおさら不安になる。「挿し木失敗?」「土が悪い?」と疑い始めて、鉢を持ち上げたり、根元をのぞき込んだりしていた。

結局、特別な対処はしなかった。水と日当たりを変えず、ただ様子を見続けた。夏の終わり頃になって、少しずつ節間が詰まったまま太くなってきたのを見て、「あ、まず根なんだ」と気づいた。

当時は地上部の成長ばかり見ていたが、挿し木はまず地下で準備する時間が必要だった。そこに気づけなかったのは、完成形だけを見て育て方を想像していたからだと思う。

今なら、最初の年は伸びなくて当たり前と割り切れる。焦って肥料を足したり、剪定したりしなくてよかったと、結果を見て思っている。



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