プリムラ・ジュリアンの葉が夏に溶けた|半日陰に置いたのに夏越し失敗した話
2026-02-07
正直に言うと、今も少し悔しさが残っている。春に元気いっぱいだったプリムラ・ジュリアンが、夏の途中でみるみる弱っていき、最後は葉が溶けたようになって消えてしまった。結果だけ見れば「夏越し失敗」なのだが、その時は必死だったし、「これで合っているはずだ」と何度も自分に言い聞かせていた。
場所は関東の住宅地、7月下旬。梅雨が明けた直後で、朝から湿気がまとわりつくような暑さだった。直射日光は避けて、木漏れ日が当たる半日陰に鉢を移動。風通しも悪くないと思っていた。表土が乾いたら水やり、葉にも直接水がかからないように気を使っていたのに、ある朝ふと見ると葉の縁が黒ずみ、触るとぬるっとした感触があった。「え…?」と声が出た。
その時の気持ちは焦りと不安が入り混じっていた。「水が足りないのか」「逆に蒸れた?」と迷いながら、結局その日は水を控えただけで何もできなかった。翌日にはさらに症状が進み、葉が溶けたように崩れていく。「あー、やってしまったかもしれない」と、頭の中で何度も同じ言葉が回っていた。
対処としては、完全に傷んだ葉を取り除き、風が一番抜ける場所に移した。それでも回復の兆しはなく、数日後には株元まで弱ってしまった。結果的に生き残ったのは別の鉢のジュリアン一株だけだった。
今振り返ると、半日陰という言葉に安心しすぎていたと思う。実際には気温と湿度が高すぎて、プリムラにとっては過酷な環境だったのだろう。当時は「日陰にすれば大丈夫」という思い込みが強く、気温そのものを下げる発想がなかった。もっと早く異変に気づいて、思い切って夏前に整理していれば違ったのかもしれない。
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