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いちじく鉢植えに骨粉と油粕を入れすぎたかもしれない話|リン酸過多が怖くなった冬前の迷い

2026-02-07

あのときは、良かれと思って全部盛りにしようとしていた。今思えば欲張りだった。結果がすぐ出ない分、不安だけが残った。「リン酸、多すぎないか?」という独り言を、何度も繰り返していた。

関西のベランダで育てている鉢植えのいちじく。年明けの植え替えを見据えて、冬前に計画を立てていた。骨粉と油粕を元肥に混ぜて、春にようりん、表面はバーク堆肥でマルチング。文字にすると完璧そうだった。でも、気温が下がり始めた11月、鉢土を触りながら急に不安になった。

骨粉の独特な甘い匂いが、土からほのかに上がる。油粕の匂いは抑えられているが、混ぜた量が適切なのか分からない。幹径も鉢サイズも、深く考えずに感覚で決めていた。「リン酸大杉だったらどうしよう」と、夜中にスマホで検索した。

結局、その冬は何も起きなかった。ただ、春になって芽吹きが遅れた気がして、全部自分の判断のせいにしてしまった。因果関係は分からない。それでも、心の中では後悔が残った。

なぜこうなったかと言えば、施肥を工程としてしか見ていなかったからだと思う。量やバランスより、「入れた」という安心感を優先していた。

今なら、まず一つずつ。骨粉だけ、ようりんだけ、と段階を分ける。結果が見えないものほど慎重に扱うべきだった。肥料は足せるが、抜くのは難しい。



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