マグァンプを追肥に使って失敗した話|リン苦土過剰で野菜の調子がおかしくなった体験
2026-02-07
「追肥ならマグァンプでいいよね」そう思っていた。家庭菜園を始めて数年、肥料のことは正直よく分からないまま、粒状で扱いやすいマグァンプを“万能肥料”のように信じていた。あとから考えると、その思い込みがすべてだった気がする。結果的に枯れはしなかったが、なんとなく調子が悪い、葉色が冴えない、実付きが伸びない、そんなモヤっとした状態が長く続いた。
失敗が起きたのは春先、3月下旬。前年から使い回している畑土に、追肥としてマグァンプをパラパラ撒いた。天気は晴れが多く、気温も上がり始めていて「効いてくれるはず」と期待していた。ところが数週間経っても勢いが出ない。葉は茂るが実がならない。地温は低めで、朝の土はひんやりしていた。
「なんで効かないんだ…」と焦り始めた。追肥なのに即効性がないことに苛立ち、量を増やしたくなる気持ちを必死で抑えた。あとから思えば、リンや苦土が土に蓄積していた可能性が高かった。過剰なのか不足なのか分からない、その判断ができない状態が一番つらかった。
結局、途中から硫安を少量使い、様子を見ながら液肥を薄めて対応した。劇的な回復はなかったが、最悪の事態は避けられたと思う。ただ「追肥=マグァンプ」という思い込みはここで完全に崩れた。
なぜ失敗しやすかったのかというと、マグァンプが家庭向けで扱いやすいというイメージに引っ張られたからだ。溶けない、効きが遅い、基肥向き。この基本を理解しないまま使ったのが原因だった。
今なら、まず土の状態を疑う。効かない時は肥料を足す前に止まる。その考え方を当時の自分は持っていなかった。「とりあえず撒く」が一番危険だったのだと思う。
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