マグァンプを土の上にばらまいただけで効かない…猛暑でも溶けない肥料に戸惑った初心者の失敗談
正直に言うと、いま思い返しても「あのとき、なぜあんな使い方をしたんだろう」と自分に呆れている。マグァンプは定番だし、元肥として安心だと思い込んでいた。袋に書いてある説明もちゃんと読んだつもりだった。でも結果として、効いている実感はまったくなく、ただ庭の土の上に粒が転がっているだけだった。効いてない…そんな感覚だけが残った。
あれは真夏の庭だった。7月下旬、連日の猛暑で、昼間は地表が触れないほど熱い。雑草を抜いたあと、追肥のつもりでマグァンプを適当にばらまいた。土はカチカチに乾いていて、粒は土の表面にそのまま残っていた。夕立もなく、数日経っても粒は原形のまま。「さすがに暑すぎるから溶けないのか?」と疑問に思いながらも、そのまま様子を見てしまった。
だんだん不安になってきた。「このまま意味ないんじゃ…」「肥料代、無駄にしたかも」。葉色も特に変わらず、生育も止まったまま。ネットを見ると“マグァンプはゆっくり効く”と書いてあるが、それを信じきれない自分がいた。毎朝庭を見るたびに、白っぽい粒が目に入ってきて、なんとも言えない気持ちになった。
あとから知ったのは、マグァンプは鋤き込まないと意味が薄いということだった。特に中粒や大粒は元肥専用で、根に触れないとリンが溶けにくい。小粒ならまだ追肥で使える可能性があるらしいが、私が使ったのは中粒だった。結局、あとからスコップで軽く混ぜ込むことになり、最初からそうすればよかったと後悔した。
この失敗が起きたのは、「肥料は撒けば効く」という思い込みがあったからだ。暑さのせいにしていたけれど、実際は使い方の問題だった。当時は“元肥”“追肥”の違いも曖昧で、粒の大きさによる使い分けなんて意識していなかった。
今なら、必ず耕耘時に元肥として混ぜ込むか、追肥なら小粒を選ぶ。猛暑のせいにする前に、まず自分のやり方を疑うべきだった。あの白い粒を見ながら感じたモヤモヤは、ちゃんとした失敗のサインだったと思う。
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