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追肥に鶏糞を入れすぎて葉ばかり巨大化…倒伏した里芋栽培の思い込みミス

2026-02-08

数年ぶりに里芋を育てた年のことだった。今回はしっかり育てたいと思い、追肥に鶏糞を使った。葉も茎も立派になってほしくて、「多めの方がいいだろう」と深く考えずに入れてしまった。

夏に入ってからの成長はすごかった。葉茎は太く、背丈もどんどん伸びていく。「これは大成功じゃないか」と思っていた矢先、強めの風が吹いた日、見事に倒れた。畑に行って見た光景に、しばらく言葉が出なかった。

倒れた株を起こしながら、「地上部ばっかり育ててどうするんだ…」と後悔した。芋を太らせたかったのに、葉と茎ばかりが目立つ。窒素を入れすぎたのかもしれない、という不安が頭をよぎった。

結局、その年の収穫は悪くはなかったが、期待していたほどではなかった。地上部が大きければ地下も育つ、という話も聞くが、管理のバランスを間違えるとリスクも増えると実感した。

当時は「肥料=多いほど良い」という単純な考えだった。鶏糞の効き方や、風の影響、倒伏リスクまで想像できていなかった。勢いよく育つ様子に安心してしまったのも原因だと思う。

今なら、量を抑えつつ様子を見る選択をする。あの倒れた葉の重さと、手で起こしたときの無力感は忘れられない。育っているように見えても、それが正解とは限らない。



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