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連日の雨でホウレンソウが根元から溶けた…黒変に気づいた時には手遅れだった

2026-02-08

倒れているのを見た瞬間、「嫌な予感しかしなかった」。その直感は、残念ながら当たっていた。

春先、雨が続いた週の終わり。畑に行くと、ホウレンソウの茎が数本、地面に倒れていた。土はぬかるみ、靴底に重くまとわりつく。株元をよく見ると、黒ずんで柔らかくなり、指で触ると崩れそうだった。

頭が真っ白になった。「昨日までは元気だったのに」。初心者なりに大切に育てていたつもりだったから、ショックは大きかった。

その日は、畑の前でしばらく立ち尽くした。雨の匂いと腐敗したような土の匂いが混ざって、不安が一気に押し寄せてきた。「何が悪かったんだろう」と自問自答ばかりだった。

結局、その株は回復せず撤収した。マルチも敷かず、水はけ対策もしていなかったことを後から思い出した。苦土石灰の量も適当だった。

なぜ当時それに気づけなかったのか。正直、ホウレンソウが過湿に弱いことを深く理解していなかった。雨は恵みだと単純に考えていた。

今振り返れば、水が溜まりやすい場所に植えた時点でリスクは高かった。あの黒く溶けた株元を見た瞬間の気持ちは、今でも忘れられない。



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