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パクチーが夏の暑さで瀕死…室内水耕は元気なのにベランダ鉢だけ弱った勘違い体験

2026-02-08

パクチー好きで、ここ数年は当たり前のように栽培してきた。東南アジア料理に使われるから暑さにも強い、そんなイメージを疑っていなかったのだ。でもある年、花屋で買ったポリポットのパクチーをベランダに置いた途端、みるみる弱っていった。「なんで?」というのが正直な感想だった。

場所は関東、7月初旬。気温は連日35℃前後で、ベランダは照り返しも強い。朝はまだシャキッとしているのに、昼過ぎには葉が垂れ下がり、夜になっても戻らない。一方で、室内で水耕栽培していたパクチーは冷房の風を受けて元気いっぱい。この差が余計に混乱を招いた。

鉢土に指を入れると、表面は乾いているが中は蒸れたような匂いがした。「水が足りないのか」「いや、やりすぎて根が弱ってるのか」と自問自答を繰り返す日々だった。葉をちぎると独特の香りは残っているのに、見た目は完全に瀕死。そのギャップがつらかった。

対処としては、直射日光を避けて半日陰に移し、水やりも朝だけに限定してみた。それでも回復は限定的で、最終的には使える葉を少し摘んで終わり。正直、「もうパクチーは室内だけでいいか…」と諦めの気持ちが強かった。

後から知ったことだが、パクチーは高温多湿が得意というわけではなく、日本の夏のベランダ環境はかなり過酷だった。当時は原産地のイメージだけで判断してしまい、実際の栽培環境を冷静に見ていなかった。

今なら、真夏のベランダに出すこと自体を見直すか、最初から水耕や冷涼な環境前提で育てる選択をすると思う。暑さに強いはず、という思い込みが、結果的にパクチーを追い込んでしまった体験だった。



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