カラスノエンドウの莢が室内で弾けた話|種取り後でも油断すると大惨事だった失敗談
2026-02-09
「もう乾いてるし大丈夫だろ」そう思っていた自分を殴りたい。今はそう思っている。結局、カラスノエンドウの種は全部採れたものの、部屋中に飛び散ったあとの虚しさだけが残った。雑草だから丈夫、だから雑に扱っていい、そんな甘さがあった。
5月下旬、関東の自宅ベランダ。晴れ続きで空気も乾いていた。近所で採ってきたカラスノエンドウの莢を、そのまま紙袋にも入れず机の上に置いていた。夜、静かな部屋で「カチッ、カチカチッ」という小石が落ちるような音がして、最初は何が起きたのかわからなかった。気温は22度くらいで、窓も閉め切っていた。
「え?なに?」と立ち上がった瞬間、床に散らばる黒い粒。そこでようやく理解した。「やられた…」。採取した後でも莢は完全に生きていて、乾燥すると弾ける。知識としては聞いたことがあったのに、自分は大丈夫だと思っていた。その慢心が悔しかった。
結局、掃除機で何度も床を吸い、カーペットをめくり、家具の隙間まで探した。種は思った以上に跳ねる。拾いきれたかどうかも自信がない。その後は、必ず密閉容器かジッパー袋に入れるようにした。それだけのことなのに、最初からやっていればよかったのだ。
カラスノエンドウは「雑草だから放っておいても平気」という印象が強い。でもその強さは、こちらの想像を超える。生きる力が強いからこそ、油断すると裏切られる。当時はそこに気づけなかった。
今振り返ると、種取り=作業が終わった、という思い込みが一番の原因だった。採ったあとも植物は反応する。そう考えて扱うべきだった。雑草栽培は甘く見ない方がいい。これは本当にそう思う。
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