ネギ坊主を切り続けたのに別の場所から生えた話|処分の甘さが招いた再生
2026-02-09
ネギ坊主は見つけ次第切る。それが正解だと思っていた。それなのに、ある日まったく別の場所からネギが一本だけ生えているのを見つけたとき、頭が混乱した。「なんでここに?」と声が出た。
庭で葉ネギを育てて数年。春になると坊主が出る前に必ず切り取っていた。ある朝、少し離れた場所の土が盛り上がっているのに気づき、指で触ると細いネギが顔を出した。土は乾き気味で、昨日まで何もなかったはずの場所だった。
その瞬間の感情は、驚きと気味悪さが半々だった。「種が飛んだ?」「そんなはずない」。切り取った坊主の処分は適当で、畑の隅に置いたり、埋めたりしていた。その光景が頭をよぎった。
後から考えると、坊主の一部が生き残って再生した可能性が高い。完全に枯れたと思い込んでいたが、ネギの生命力を甘く見ていた。処分したつもりが、次の株を生んでいた。
当時は「不思議だな」で済ませていたが、今思うと管理の甘さだった。切れば終わり、ではなかった。
振り返って思うのは、ネギは簡単には終わらないということだ。あの一本は、油断していた自分への小さな警告だったように感じている。
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